韓れびゅのーと

韓国映画・ドラマの感想・備忘録 

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韓流ドラマを好きになったきっかけはパニック障害になったこと

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韓流ドラマに救われる



数年前にパニック障害になりました。

数年間もの間、横になる時間が増えたため、

めっきり体力も落ち、一時はトイレにいくのもフラフラな

体力でした。

今はパニック障害はだいぶ良くなり、

完治とはいえなくても、数年前のように日常生活の殆どを失うほど

弱り果ててはいません。

以前の体力を完全に取り戻したくて努力中という状況です。


最初の2年は本当に辛くて、発作予期不安との戦いの日々

でした。言葉ではとても言い表せないほど苦しかった。

何がつらいって、呼吸ができないのは苦しいけど、子供たちと

会えるのはこれで最後なのだろうか、1日に何度も襲ってくる発作の度に

そう覚悟することがつらかったですね。


そんなTVを観る気力すらない時期から少し回復してきたころでしょうか、

韓流ドラマを初めて観たのは。

あれだけ話題になった「冬のソナタ」にも興味がなかったはずでしたが、

フジTVで放送していた韓流ドラマが意外や意外にも面白かったんです。

日本のドラマにはないピュアさやドロドロさ、そして韓流スターの魅力に

私も意外にもハマることになりました。

そして、ドラマに集中する時、パニックが起こりにくいことに気づくことに

なるわけです。

韓流ドラマを観ている瞬間は、苦しくない。

それに気づいてから、積極的に韓流ドラマをレンタルしました。

救いの手が差し伸べられたような気がしました。

予期不安から意識をそらせるには、韓流ドラマがいい手助けをしてくれたんですね。

TVを観ることも音楽を聴くことも、何に対しても興味がなくなってしまって

予期不安に怯え続けていましたから、ありがたかったですね。

そんなわけで韓流ドラマを結構いろいろ観てきて詳しくなったわけです。


今でも感謝している韓流


当時、呼吸ができなるのが怖くて食事もとれず、栄養ドリンク剤を

飲んで過ごしていました。

筋力は衰え、痩せて寝たきり。

家族にも迷惑をかけている自分はいないほうがいいんじゃないかと

考えることもありました。

そんな日々の中、品に溢れて輝いている韓流スターを

観るのは心地よかったんです。

以前のように生きたいという希望がわくというんでしょうか。

そんな感覚です。

そのとき、ちょうど、チャ・スンウォンのファンミーティングが

開催されることになって、久々に外出してみようかと思えたり。

(人気過ぎてチケットはとれませんでしたが)


私の場合、家族のことを思う気持ちが発作が起きる原因でもありました。

頑張らなきゃ、幸せにしなきゃって、守ろうとすると発作が起きやすくなる。

そして、パニック障害になって迷惑かけてごめんねって罪悪感に苛まれる。

だから、気をそらす何かが必要でした。

音楽を聴くと発作が起きるし、映画にも何にも興味を持たなくなっていたはずなのに、

韓流ドラマは面白いと思ったんです。

今でもただ面白いという気持ちで韓流ドラマを観ているだけでなく、

感謝している、私にとって韓流ドラマってそういう存在です。