「殺人者の記憶法」
最近レンタルした韓国映画「殺人者の記憶法」が面白かったのでキャスト、ネタバレ感想などまとめます!
本作はベストセラー小説の映画化でアルツハイマーの元連続殺人鬼が娘に近づく連続殺人鬼を阻止しようとする殺人鬼対決サスペンス。
私、最初この主演のおじさんがあのソル・ギョングだって気づかなくて、キャスト欄見てびっくりしてしまいまして。
この人がソル・ギョング?
「TSUNAMI」のあのソル・ギョング?あの頼もしくて男らしいソル・ギョング?
映画「ソウォン/願い」見たときもいつものソル・ギョングだったけど。
いったい何があったの???
って、慌てて検索したら、なんと!
この映画の役のために激やせして挑んだそうです!
なるほど・・・年上に見せるため激ヤセして見事ここまで変貌をとげたソル・ギョングssi、
さすがです(涙)
『殺人者の記憶法』Blu-ray&DVD、『殺人者の記憶法:新しい記憶』DVDが、8月2日(木)に同時リリース決定!ソル・ギョング演じるアルツハイマーの連続殺人鬼とキム・ナムギル演じる新たな殺人鬼の緊迫した対決を、是非2作品あわせてお楽しみください!#殺人者の記憶法 pic.twitter.com/5WwqZhfibz
— 映画『殺人者の記憶法』公式 (@kiokuho0127) 2018年4月20日
殺人者の記憶法 作品情報
●上映時間 128分
●公開 2017年
●監督 ウォン・シニョン
●キャスト
ソル・ギョング(殺人鬼キム・ビョンス)
キム・ナムギル(殺人鬼ミン・テジュ)
キム・ソリョン(娘キム・ウンヒ)
オ・ダルス(ビョンマン署長役)
「殺人者の記憶法」 あらすじ
キム・ビョンス(ソル・ギョング)は娘のキム・ウンヒ(キム・ソリョン)と2人で暮らしていた。
隣町に連続殺人が起き始めた頃、ウンヒに恋人ミン・テジュ(キム・ナムギル)を紹介される。
元殺人鬼のビョンスはテジュが自分と同じサイコパスだと直感する。
元殺人鬼のビョンスが現殺人鬼テジュから娘を守ろうとするが、持病のアルツハイマーがどんどん悪化していってしまい・・・
「 殺人者の記憶法」 ネタバレ感想
とにもかくにも、ソル・ギョングssiの熱演がすごかった。
ビョンス役が60歳くらいの設定だったため、1まわり年上に見せるために体重を落として見事ここまで別人に。
監督に特殊メイクを最大限減らして自分が老いると伝えてその日から炭水化物をやめて運動や縄跳びをして10kg以上痩せたそうです。
すごい役者魂ですね。
悪役キム・ナムギルもよかった。
ニヤリとした含み笑いが不気味で怖かったです。
主人公のキム・ビョンスが、ここぞというときにアルツハイマーの症状がでてしまったり
衰えた体でミン・テジュとの戦いに備えてトレーニングしたり女性が誘ってくるシーンとかサイコサスペンスを見ているとは思えないぐらい笑えました。
韓国映画特有の身の毛もよだつ残酷シーンも少なくて韓国サスペンス映画にしては観やすい方だと思います。
大事に育てて命がけで守ってきた娘のウンヒは実の子ではなくて、それでも俺の娘だってボイスレコーダーに録音残してたり、アルツハイマーが進行したビョンスの髪をウンヒがカットするシーンとか、泣きどころもあり。
感動・・・
と思いきや、ラストのシーン。
どういうこと?
それはすべてが覆されるようなどういうこと?状態なラストシーン。
失われていく記憶の中でもビョンスは娘のウンヒを
守り続けていくのでしょうか。
実はこの映画、
「殺人者の記憶法:新しい記憶」
っていう別エンディングバージョンがあります。
この別バージョンを見るとラストの謎がわかります。
2つのエンディングが楽しめるというわけですね。
しかしどっちも衝撃的でした・・・。