「悪魔は見ていた」の見どころとネタバレ感想です。
この映画は「P2」(R18)の韓国リメイク版。
主演は観客動員数1000万人を突破した映画「TSUNAMI」で人気急上昇していつの間にか演技派女優になっているカン・イェウォンさん。
グロい描写も少なく比較的見やすかったですが、胸くそ悪いストーリーです。
オリジナル版を未視聴なので意外な展開には結構驚きました。
「悪魔は見ていた」 作品情報
●上映時間 97分
●公開 2019年
●監督 キム・ソンギ
●脚本 キム・ソンギ
●キャスト
カン・イェウォン(ヨンウ)
イ・ハクジュ(警備員ジュノ)
チェ・ソクテ(チェ室長)
イム・ジヒョン(ミニ)
「悪魔は見ていた」あらすじ
シングルマザーのヨンウは会社のチェ室長からセクハラを受けたり後輩の同僚の対応で疲れ気味。
クリスマスイブの日も残業です。やっと仕事をかたずけて1人家で待ってる娘のもとに帰ろうとするヨンウですが、地下駐車場で感電して気を失ってしまいます。
自分を呼ぶ声で声で目が覚めると駐車場の警備員の顔が覗き込んでいます。
そして自分がオレンジのドレスに着替えさせられていることにも気づくのです。
お礼を言って帰ろうとしますが車が動きません。
警備員は「修理業者を待つ間一緒に食事しましょう」そう言って食事をするのですがだんだん警備員の様子がおかしいことに気づき始めます・・・
ここからネタバレ注意です!
「悪魔は見ていた」ネタバレ感想
見るからに怪しかった警備員の恐るべき本性が序盤で一気に明らかになります。
ヨンウの使って捨てたティッシュをきれいに保存していているし、家にいる娘までカメラで監視している。
好意のあるヨンウに理想の女性の格好をさせてクリスマスを一緒に過ごしたいのか。
警備員に車でどこ連れていかれるんだと思ったら駐車場のとある場所。
なんとそこにはチェ室長と先に帰したはずの同僚のミニが椅子に縛られています。
どちらか選べ、選ばないと1人を殺すと言われましたがどっちも助けてとお願いするヨンウ。
すると目の前でチェ室長が鉄パイプで殴られて殺されてしまいました。
ミニは逃げていいよって逃してあげるサイコ警備員。
警備員がチェ室長にとどめを刺している間に逃げるヨンウ・・・
けれどどこの扉も鍵がかかっていて開きません。
完全に帰す気などないのです。
恐ろしい男・・・
チェ室長と同僚のミニが縛られている時はヨンウを愛しすぎていじめた彼らに復讐しているのかと思いました。
全部彼の執着で起きていることだと思ったんです。
しかし、真相は意外なものでした。
なんと、
チェ室長生きてた!
え?何で?室長死んじゃってたじゃん?
つまり・・・
2人はグルだったんですね😱
ゲームとして楽しんでいるんです。
警備員は殺し屋で雇われたっぽいですね悪魔から。
1番怖かったシーン
警備員が金魚食べるシーンはドン引き。
怒りが沸点に達したからって金魚食べる?😅
こっわ。
もどかしさ全開にイラっ
●携帯がつながらない
●せっかく手に入れた鍵を排水溝に落とす
●警察来るけど気づいてくれないで帰っちゃう
●気づいて助けてくれた警備員のおじさんやられる
etc・・・
イラっとしましたね、
逃げたら映画終わっちゃうんでしょうがないんですけど😅
結局 悪魔は誰か
悪魔は誰かっていうともちろんサイコ警備員とチェ室長。
ですが、他にも悪魔がいますよね。
この惨劇の脚本を書いて警備員とチェ室長を雇いカメラで撮影してそれを映画として仕上げてお金にしようとしている奴らです。
カメラ通してヨンウたちが逃げ回るのを見ている奴らです。
(警備員が一緒に写真を撮りたがったのも黒幕の指示です)
悪魔は見ていたんです。
そんな悪魔たちが決めたヨンウが主役のタイトルは
「地下駐車場」。
ムッカ~💢
撮影した映像はヨンウの知らないところで出回って売られている(買った悪魔たちも見ている)けど、ヨンウが生き延びたことが救いです。
娘のためにも絶対生きて帰るっていうヨンウ生きる執念には感動しました。
カン・イェウォンは目が大きいのでサスペンスやホラーが似合います。
サイコ警備員役を演じたイ・ハクジュは今話題の「夫婦の世界」でも嫌な男を演じているらしいです。
爽やかでタイプなんですけど。
胸やけするお話でしたのでこの写真で少し癒されましょう。↓
🧡心配しないで私たち仲良しです🧡
なんか、ホっ・・・
お読みくださりありがとうございました。
韓国の法律を変えたカン・イェウォン主演映画 ↓