Netflixで配信中の韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」が面白いです。
キム・スヒョンさん5年ぶりのドラマ復帰作なので公開前から話題でした。
視聴率はめっちゃいいというわけでもなく5~6%をうろうろしていますが、もっと高くてもいいのになというレベルの傑作ドラマだと思っています。
確かに好みが分かれるタイプの作品だと思うのですが、私はこういう世界観大好きですっかりハマりました😍
まず脚本の出来とか全部無視しても、大ファンのキム・スヒョンとソ・イェジが並んだ時のビジュアルが良過ぎて、この美しい2人を観るだけでも全話視聴完走できると確信しました。
だけど観てみたらビジュアルと話題性だけのドラマではなかった!
脚本がめちゃめちゃ素晴らしい。
心に突き刺さるセリフの数々、サスペンスとラブやコメディーのバランスもちょうどいい。
それにつけてキャストもとにかく素晴らしい!
キム・スヒョンさんもソ・イェジさんも期待を大きく超えるめちゃめちゃすごい演技ですし、オ・ジョンセさんがこれまた演技上手い!
Netflixで配信中大ヒットドラマ「椿の花咲く頃」での近所のダメ親父とは全く別人です。(ちょっと男の色気がたまに隠せてないかなというくらい)
そしてこれまた他の脇キャストも全員魅力的。
人格を肯定するドラマタイトルも好きなんですよね。
って褒めるとこだらけじゃん。
主演のキム・スヒョンさん、彼は本当に暗さを出すのが上手いですね。
そして美しい。
キム・スヒョンを始めてみた時「普通のルックスだ」と思った自分の目が節穴過ぎるよ。
そしてもう一人美しい人、ソイェジさん。
ファッションもそうだけど顔がめっちゃ美しい。
前にソ・イェジさんをドラマで初めて見た時、なんか私と顔似てるじゃん?って思って夫と息子にソ・イェジ私に似てない!?って聞いたら「似てない!」って即答されました、自分イタイやつです。
人生を諦めた主人公ガンテとサイコパス気質のムニョンが出会ってトラウマと向き合いながら克服していくお話なんですけど
毎話涙なしには観られません。特に後半は号泣。
キム・スヒョンファンはもちろんですが、ラブスト―リー好き、サスペンス好きな方にもおすすめです♪
キャスト紹介の後の感想はネタバレでなので未視聴の方は気をつけてくださいね。
- 「サイコだけど大丈夫」 作品情報
- 「サイコだけど大丈夫」 あらすじ
- 第1・2話ネタバレ感想
- 第3・4話ネタバレ感想
- 第5・6話ネタバレ感想
- 第7・8話ネタバレ感想
- 第9・10話ネタバレ感想
- 第11・12話ネタバレ感想
- 第13・14話ネタバレ感想
- 第15話ネタバレ感想
- 最終回感想
「サイコだけど大丈夫」 作品情報
●全16話
●原作・制作: パク・シヌ、チョ・ヨン
●視聴率 初回6.1%
●キャスト(登場人物)
ソ・イェジ=(コ・ムニョン役)
人気童話作家。
人に冷たく我が道をいく。
オ・ジョンセ=( ムン・サンテ役)
ムン・ガンテの兄。自閉症スペクトラム。
人気童話作家のコ・ムニョンの大ファン。
キム・ジュホン=(イ・サンイン役)
コ・ムニョンの出版社の代表。
ムニョンがやらかした後始末をしたりなにかと面倒をみている。
パク・ギュヨン=(ナム・ジュリ役)
ムン・ガンテの元同僚でガンテに好意あり。
カン・ギドゥン=(チョ・ジェス役)
ムン・ガンテの親友。
パク・ジンジュ=(スンジェ役)
コ・ムニョンの世話係的ディレクター。
「サイコだけど大丈夫」 あらすじ
愛を知らない人気童話作家と、精神病棟で献身的に働く男。辛い思いを抱えて生きる2人の運命が交錯する時、互いの心に癒やしをもたらす、新たな人生の扉が開く。
サイコだけど大丈夫 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより
以下ネタバレ感想なので注意です!
第1・2話ネタバレ感想
2人の出会いは何気に素敵でした。満開の桜の木の下で見つめ合ったのが初対面(ほんとは再会)。
生きることに疲れて自分を抑えることが当たり前でバリア張りまくりのガンテと欲望に正直なサイコパス気質のムニョンは相反して交じり合えないように見えるけど実は運命的存在。
登場してからずっとキム・スヒョンが惹きつける惹きつける、もう惹きつけられっぱなし。
キム・スヒョンの大ファンだからそりゃそうなんだけど、
でも俳優として独特のオーラが彼にはある。
暗いというか。陰があるというか。
キム・スヒョンってなんでこんなに哀愁漂うんだろう。
ガンテの全身から悲しさが溢れていて笑顔も悲しく見えて辛いんです。
あのガンテの体の無数の傷は自分をかえりみてこなかった証。
ガンテがどんな風に生きてきたかガンテを見ているとヒシヒシと伝わりました。
パロディーやコメディタッチの演出もあってドラマ全体としてはそんなに暗くかんじないんですけどね。
1.2話はまだそれほどストーリー重くもなくサスペンスコメディーって感じですよね。
実はこの時点で本当のサイコパスはガンテに好意をよせる幼馴染で元同僚のジュリだと思っていました。
今考えるとかなりハズかしい推理です😅
第3・4話ネタバレ感想
故郷に戻りジュリの紹介でジュリと同じ精神病院で働くことになったガンテ。そのガンテを追いかけてきたムニョン。
ガンテたちのトラウマだけでなく気の強いムニョンのトラウマも見えてきました。
一見強く見えるムニョンのトラウマもかなり強烈なものでした。
「中身が空き缶」ガンテはムニョンにそう言いました。
でもムニョンの心の内を理解したガンテは涙を流して雨の中一人歩くムニョンを迎えに行きます。
全然違う人間に見えたガンテとムニョンでしたが、実はこの2人はとても似ていると思います。
だから惹かれ合うのね。
第5・6話ネタバレ感想
一気に近づくガンテとムニョン。
でもガンテのバリアは固かった。
自分が未来に希望を持つことを自分自身が許していない、だからムニョンを遠ざけます。
ムニョンがんばれー。
ムニョンの童話の絵を書く相棒になったサンテはムニョンと屋敷で暮らし始めます。
反対するガンテにサンテ殴りかかってガンテはボッコボコにされる😅
サンテを見守り助けるだけじゃなく自立させる準備をさせなければいけないということをガンテはこの時初めて気づいたんじゃないでしょうか。
一方病院では幽霊が出るという噂がたって入院しているムニョンの父親がサイコの妻の存在に脅えています。
この時から配役的にあの人があの人物なのではと怪しみ始めました。
ま、まさかね、でも絶対怪しいじゃんね。
第7・8話ネタバレ感想
ムニョンの屋敷で過ごしたガンテはムニョンの心の傷を知ってムニョンを抱きしめます。
だんだんガンテは殻を破り始めました。
酔っぱらってムニョンのところに行ったり、当たり前のことをこの年になって不器用にやってるガンテが愛しい。
母親に愛されたかった自分の気持ちとも向き合い本当は愛されていたことにも気づきます。
ムニョンも母親のトラウマと決別するためにばっさりヒモを切りました。
それを見てサンテ前の方がよかったと連呼🤣
確かに私もどっちかっていうと前の方がよかったけども。
ムニョンの書く童話はフレーズが刺さります。私もこの童話欲しいわ。。。
親友のジェスがムニョンにガンテをとられて嫉妬しているのが笑えます。
BLなの?っていうくらいガンテを愛してますから(笑)
この回でガンテが初めて我慢しないという選択をしました。
ガンテが初めて欲望のままに職場を飛び出してムニョンに笑顔で向かった時はもう号泣ですよ。
うっうっう(涙)
ガンテのそんな笑顔初めて見れてお姉さん(←強調)は嬉しいよ(涙)
第9・10話ネタバレ感想
ムニョンを殴ったやつを殴り返して病院を謹慎処分になったガンテはムニョンとデート。
だけじゃなく一泊します。
甘ーい。
しかし幸せから一転、サンテの過去の記憶からガンテの抱える新たな闇がわかりました。
サンテは嫉妬もあってガンテの闇過去を病院内で大声で暴露。
ガンテの動揺が見ていてつらかった・・・
ガンテは開きかけた心を閉じてしまいます。
ムニョン翻弄されっぱなしで気の毒。
第11・12話ネタバレ感想
心を再び閉じかけたガンテでしたが乗り越えて更に歩み寄ります。
今度はムニョンとだけじゃなくサンテも一緒にです。
この3人は一緒に過ごすことで少しずつ過去から解き放たれて成長していっている。
幸せそうに寝ているガンテの寝顔を見てサンテがガンテのこんな幸せそうな顔を見るのは初めてだって涙するんです。
ガンテは一人で頑張って生きてきたんじゃないんだよ、ガンテを想うサンテが側にいたんだよね。
サンテが貯めた少ないお金でガンテにランチをご馳走してコムニョンも来ーいっつって呼んでムニョンを受け入れたシーンが素敵でした。
サンテ立派に頼もしいお兄さんでしたね(涙)
サンテはガンテに与えられてきたものを人に与えることができる人にしっかり成長していました。
しかしまたガンテたちを脅かす蝶が現われました。
最初は過去のトラウマから逃げてるだけかと思ったら、蝶は実在していていて
ガンテたちに手紙を定期的に送っては脅していたんです。
蝶に脅えて各地を転々として逃げてきたけど、サンテはもう逃げないと決めます。
サンテは今まで怖くてガンテにも言えなかった蝶が母親を殺したあの日のことを話し始めます。
そしてサンテが語った蝶の出来事はガンテにとってまた新たにつきつけられた試練となりました。
第13・14話ネタバレ感想
写真を一緒に撮ったら家族になれるから写真を撮る約束をするムニョンたち。
来ないと思ったガンテが写真館に現れた時は感動とそのカッコよさと立派な眉毛に泣きました。
もーずっと泣いてばっかりじゃん私!
ムニョンの父親が余命が少ないと知らされても父親に合わなかったムニョンでした。
でも父親はムニョンを本当は大事に思っていたんですよね。
ガンテもムニョンも本当はちゃんと愛されていたんですよ。
寂しさが大きすぎて気づけなかっただけ。
蝶の正体がとうとう明らかになりましたね。
やっぱりあの人だった・・・
豹変ぶりが恐ろしくてショックでした、どう見てもサイコやん。
この事実にムニョンはかなりショックを受けます、2人にとって大きすぎる試練です。
ガンテがムニョンにつきっきりだから1人になったサンテ。
少し前なら嫉妬で暴走してたけど今ではムニョンの心配するくらい成長しました。
人と関わることでサンテがどんどん逞しくなっている。
しかし魔の手がサンテの近づいていました。
あやつ、ヒョンに何かしたらマジで許さん!
サンテが連れ去られて来週に続きます。
来週最終回だ(沈)
第15話ネタバレ感想
ムニョンの母親ヒジェに連れ去られたサンテは屋敷で安定剤を飲まされて眠らされているだけで無事でした。
よかったよ~😭
ヒジェは亡くなってはおらず、整形して別人の姿になって生きてムニョンを見張っていたんですね。
師長とはまるで別人なチャン・ヨンナムさんの演技には鳥肌たちました。
こんな怖いヨンナムさん見たことないよ。
ガンテは安定剤を打たれたしムニョンもヒジェも刺されそうになったけど、サンテが助けてヒジェは逮捕されました。
ムニョンはガンテたちのために別れを決意して遠ざけるけど、ガンテはつらくてもムニョンと一緒にいる道を選びます。
ムニョンに「サランヘヨ」と人目もはばからず何度も叫ぶガンテでした。
何日も食事していないムニョンを心配するみんなの気持ちが温かかったですね。
ガンテたちはいい人に囲まれたものだ。
特にキム・ミギョンさんがあったかオーラが凄い。
最終回感想
最終回感想は別記事で書いています。
私的には2020年観た韓国ドラマでベスト3に入るめちゃめちゃ素敵なドラマでした!
スヒョン君、オ・ジョンセさん、ソ・イェジさん大好き~🧡