韓れびゅのーと

韓国映画・ドラマの感想・備忘録 

□当ブログではアフィリエイト広告を利用しています□

「D.P.-脱走兵追跡官」感想(ネタバレ)と作品紹介 

スポンサーリンク

f:id:syumisyufu:20210831232512j:plain:w500
<引用元:Netflix>

「D.P.-脱走兵追跡官」のキャスト・作品紹介・ネタバレ感想です。



大韓民国の男子は法の定めるところにより兵役の義務を遂行しなければならない
【大韓民国兵役法第3条】


年間何百人もいる軍の脱走兵を追跡する部隊「D.P.」に配属されることになった二等兵アン・ジュノ。任務にあたり脱走兵が抱える過酷な現実を知る中で自分とも向き合うことになる社会派ドラマ。



原作はウェブ漫画「D.P.犬の日」。

原作者のキム・ボトンは兵役中「D.P」の任務についていたそうです。ドラマ版の脚本はキム・ボトンも参加。


D.P.とは

脱走兵を捕まえる軍事離脱逮捕組のこと



「D.P.-脱走兵追跡官」主演はチョン・へイン

<チョン・へインinstagramより>

(↑ え!こんな可愛いことってあります?😱)



パク・ボムグ中士(キム・ソンギュン)の指示でD.P.の一員になった二等兵アン・ジュノ役。


チョン・へインはドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」国民的年下彼氏としてブレイク。

この童顔にして33歳。

完璧なルックスと確かな演技力を持つ俳優さんです。

ちなみにチョン・へインは大学生の時に兵役を終えています


チョン・へインの相棒役ホユルを演じるのが映画「新感染半島ファイナルステージ」で強烈な印象を残した

ク・ギョファン

f:id:syumisyufu:20210831232500j:plain


てっきり遅咲きの俳優さんかと思っていたら監督や脚本も手掛けるすごい方でした。



新感染半島 ファイナル・ステージ(吹替版)



他にも「悪いやつら」のキム・ソンギュン

f:id:syumisyufu:20210831232525j:plain


悪いやつら(字幕版)


「サバイバー60日間の大統領」ソン・ソックなどがメインキャスト。


チョン・へインを始めキャストの熱演は見ごたえあり!

6話と短いのであっという間の視聴完走でした。

「D.P.-脱走兵追跡官」 満足度


🟠🟠🟠🟠🟠🟠🟠🟠⚪⚪(8)

「D.P.-脱走兵追跡官」が視聴できる動画配信サービス


「D.P.-脱走兵追跡官」はNetflixで独占配信中です。

「D.P.-脱走兵追跡官」作品情報



●全6話(1話約50分)
●公開 2021年
●監督 ハン・ジュニ
●脚本 キム・ボトン
●キャスト

チョン・へイン(アン・ジュノ)
ク・ギョファン(ハン・ホユル)
キム・ソンギュン(パク・ボグム)
ソン・ソック(イム・ジソプ)
シン・スンホ(ファン・ジャンス)
チョ・ヒョンチョル(チョ・ソクポン)
クォン・ヘヒョ
コ・ギョンピョ
イ・ソル

「D.P.-脱走兵追跡官」あらすじ

兵役義務により入隊した青年が、軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることに。任務にあたるなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える過酷な現実が見えてくる
<引用元:Netflix>

「D.P.-脱走兵追跡官」少し詳しいあらすじ


父親からDVを受けている母親を気にかけながら入隊したアン・ジュノ。

5週間の過酷な新兵教育を経て決まった配置は過酷と言われる陸軍憲兵でした。

そこで待っていたのは過酷な訓練だけではなく先輩兵の酷い暴力、いじめ。

ある日兵長ジャンスに母親を侮辱されたジュノは口答えをしてしまいます。

怒ったジャンスが銃を持ってこい!と激昂したところにパク・ボムグ中士(キム・ソンギュン)に助けられます。

その後の面談でジュノの鋭い観察力を見込んだボムグ中士はジュノを脱走兵を追跡して連れ戻す「D.P.」のメンバーに加えます。

早速代理班長パク・ソンウ上等兵(コ・ギョンピョ)脱走兵を捜しにクラブに潜入しますが、お酒に酔い潰れている間に死人がでてしまい・・・


※感想はネタバレを含んでいますので未視聴の方はご注意ください
ここからネタバレ注意です!





「D.P.-脱走兵追跡官」プチ感想(ネタバレ)


兵役が辛すぎて年間何百人も脱走している兵がいるというのをこのドラマで初めて知りました。

しかも兵役は2年で終わりではなく40歳まで毎年軍事訓練に参加するんですね。

知らなかった。

そして脱走兵を捕まえる専属の部隊が存在することも。



何かしなければ変わらないと暴挙にでてしまった登場人物たち、いじめをただ傍観していた罪を抱える登場人物たち。

ろくでもない軍トップ。

あそこまでしても変えられなかった現実・・・辛すぎる・・・

「水筒さえ変わらないのに」

1953年の朝鮮戦争から変わらない軍の水筒。水筒すら変わらないのに何を変えられるというのかというソクポンの言葉が虚しく悲しかったです。


視聴するのがしんどい重いドラマでしたがハン・ホユルのキャラクターのおかげでずいぶん見やすくテンポよくなった気がします。

ハン・ホユル演じたク・ギョファン主演も食いかねないヤバイ俳優さんだと思ったら、監督も脚本も務める天才的な方だったんですね。

パク・ボムグ中士演じたキム・ソンギュンもソン・ソックもセリフ一つが説得力ありました。

主演のチョン・へインも演技上手かった~。特に6話。


メインキャスト、悪役とキャストが良かったですね。

「D.P.」という任務を務めながら登場人物たちが自分自身の闇とも対峙していくストーリーも良かったです。

結末の意味、続編はあるのか?


原作を観ていないので予想であり希望ですが、

除隊まであと514日もあるのでシーズン2あるのではないでしょうか。

ジュノとホユルのバディがめちゃめちゃよかったので、シーズン1で終わらせるのはもったいない。

(憲兵に配属されてこれだけのことがあったのに、まだ兵役120日くらいしか経っていないのです)


でもパク・ボムグは懲戒処分でイム・ジソプは転出命令でD.P.の要がいなくなってしまったことと、このドラマが社会派ドラマであることから、もしかしたら視聴者に問いかけるあのラストで完結かもしれません。

(どっち?)


追記 続編決まったそうです~♪


お読みくださりありがとうございました。