韓国映画といえば邦画に比べると過激な描写が多く、グロが過ぎたりエロが過ぎるという傾向があります。
加えて結末が想像もつかないところに着地
するのでたまに気が狂いそうになる。
っていうことで、
比較的過激な描写が少なくて見やすくかつ面白いサスペンススリラー映画をまとめてみました。
(どんど記事に追加して書いていきたいと思います)
最後まで行く
[公開日 2014年]
キャスト
イ・ソンギュン チョ・ジヌン
あらすじ
母親の葬式に向かう途中に轢き逃げ事故を起こしてしまった刑事が隠蔽するために遺体を隠すが、その一部始終をすべて見ていたという男から電話が入り脅迫され追い詰められていくサスペンス映画。
追い詰められていく刑事をイ・ソンギュンが好演。絶体絶命の場面が滑稽に描かれていて笑いあり緊張感ありで楽しめる作品です。
バーニング劇場版
[公開日 2018年]
キャスト
ユ・アイン チョン・ジョンソ
スティーブン・ユァン
あらすじ
小説家志望の男ジョンスは幼馴染ヘミと再会して友人である富豪の男ベンを紹介される。謎めいたベンは妙な事を話す「自分は時々ビニールハウスを燃やしてしまう」のだと。嫌な予感がしたジョンスはヘミにベンとの付き合いをやめるように言うが・・・
村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を映画化した作品。
言いようのない不気味な感覚に落ちていきます。ユ・アインをはじめキャストが素晴らしい。じめっとした美しさにのみこまれていくような映画です。
コインロッカーの女
[公開日 2015年]
キャスト
キム・テヒ キム・ゴウン
パク・ボゴム オム・テグ
あらすじ
赤ん坊の時コインロッカーに捨てられたイリョンは裏社会でオンマ(母)と呼ばれる女に育てられ裏の仕事を手伝っていた。心を殺し仕事に徹してしたイリョンだったが、父親の借金を返しながら健気に生きるソッキョンという青年に出会い変わっていく。それと同時にオンマとの関係に亀裂が入り始める。
キム・ヘス×キム・ゴウンの女優対決とパク・ボゴムssi、オム・テグssiの熱演といい見所しかない。
この映画、人が変わっていくっていう奇跡に胸打たれるラブストリーでもある。
沈黙、愛
[公開日 2017年]
キャスト
チェ・ミンシク
イ・ハニ パク・シネ
あらすじ
大富豪のテサンは歌手のユナと結婚を控えていたが、ある日ユナが殺されてしまう。心から愛した女性を失い深い悲しみが襲う中さらなる悲劇が起こる。ユナを殺した容疑者としてテサンの娘のミラが逮捕されたのだった。
ミラの無実を証明するため弁護士を雇うが裁判は思いもよらない展開へと進み・・・
いつもあんな顔してあんな極悪非道なミンシクssiがこの映画では紳士。そういう意味で貴重な作品でもあります。二転三転する展開とたどり着く結末に胸がアツくなりました。
哭声(コクソン)
[公開日 2016年]
キャスト
クァク・ドウォン
ファン・ジョンミン
國村準 チョン・ウヒ
あらすじ
ある平和な村に自分の家族を全員手にかけるという奇妙な殺人事件が起こり始める。その犯人たちには体に湿疹ができるという共通点があった。最近村にやってきたある日本人が原因ではないかという噂がたち、刑事のジョングはその日本人を調べるがそれと同時にジョングの娘の体に湿疹ができ始め・・・
始まりから結末まで全く目が離せません。先が読めない展開と衝撃の結末に何度観ても観たりない傑作サスペンスホラー。
この作品で國村準さんは青龍映画賞で初の外国人男優助演賞を受賞しています。
母なる証明
[公開日 2009年]
キャスト
キム・ヘジャ ウォンビン
チン・グ
あらすじ
ヘジャは女手一つで1人息子のトジュンを大事に育てながら静かに暮らしていた。しかしある日、村で女子高生が殺されるという事件が起きその第一容疑者として息子のトジュンが連行される。
息子の無実を信じて事件の真相を追う母親の愛と執念を描いたスリラー映画。
ポン・ジュノ監督作品。主演のキム・ヘジャさんの神がかった演技が忘れられない。韓国映画を代表する傑作です。
ハウスメイド
[公開日 2010年]
キャスト
チョン・ドヨン
イ・ジョンジェ ソウ
ユン・ヨジョン
あらすじ
豪邸にメイドとして雇われたウニは慣れないながら健気に日々仕えていた。
ある日一家の主人であるフンがウニの部屋そっと入り込みウニはそれを受け入れてしまう。そして妊娠。それを知った妊娠中の妻ヘラとその母親はウニを非常な手で追い詰めていく。
タイトルほど過激でも怪しくもなく油断していたら想像を絶する衝撃の結末に自分は韓国映画を観ていたのだと気づかされる。
犯人は生首に訊け
[公開日 2017年]
キャスト
チョ・ジヌン キム・デミョン
イ・チョンア
あらすじ
妻と離婚した医師のスンフンは精肉食堂の2階に一人引っ越してきた。ある日スンフンの病院に検査に来た精肉食堂の認知症の主人が妙なことを呟くのを聞いてしまう。「体は橋から捨てれば見つからない、頭は冷蔵庫の中」
スンフンは精肉食堂の親子がこの町で起きている未解決連続殺人事件の犯人ではないかと疑い始めるが・・・
チョ・ジヌンから伝わる緊張感がたまらない。予測不能の展開に視聴後はある意味すがすがしい。
目撃者
[公開日 2018年]
キャスト
イ・ソンミン キム・サンホ
チン・ギョン
あらすじ
深夜遅くに会社から帰宅したサンフンはベランダからマンション下で女性が襲われる現場を目撃する。
とっさに身を隠したサンフンだったが、犯人はサンフンの家が何階なのか数えていた・・・怯えるサンフンは「何も見ていない」と警察にも嘘を突き通すが・・・
イ・ソンミンさんの顔だけで恐怖が伝わって震えます。韓国映画らしい展開が存分に楽しめる映画です。
殺人の告白
[公開日 2016年]
キャスト
パク・シフ
チョン・ジェヨン
あらすじ
15年前に起きた連続殺人事件の犯人だと名乗り出る男ドゥソクが本を出版。それがベストセラーとなり一躍時の人となる。事件の捜査を担当していたヒョングを挑発するかのように近づくドゥソク。その頃復讐の時を待っていた被害者家族がドゥソクの命を狙うために動き出していた。
パク・シフ史上NO1の美しいパク・シフ。その美しさに翻弄されてはいけない。結末は驚愕。絶対に面白い韓国映画の1本です。
殺人の疑惑
[公開日 2013年]
キャスト
ソン・イェジン
キム・ガプス
あらすじ
15年前に起きた誘拐殺人事件の時効間近、警察が殺人犯の肉声を公開する。それを聞いたダウンは父親のガウスが誘拐犯ではないかと疑い始める。父親を信じたい一方で父親の過去を調べるほどに疑惑は大きくなっていき・・・優しき父親は本当に犯人なのか?疑いを持った娘の葛藤を描くスリラー映画。
ソン・イェジンさんの美しく繊細な演技と悪と善どっちにも見えるキム・ガプスの怪演が見所。優しい父親が殺人犯かもしれないという疑惑を持ち始めた娘の葛藤が上手く描かれていろんな恐怖が襲い掛かかって面白いこと間違いなしです。
まとめ
他にも紹介したいマイルド系で面白い作品いろいろあるので追加していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。