「トッケビ」のキム・ゴウンのデビュー作
「ウンギョ 青い蜜」
偉大な詩人である老人とその弟子と世話係の少女との間で渦巻く愛憎劇。
この作品でキム・ゴウンさんはデビュー作ながら大胆な濡れ場を演じて話題になりました。
詩人作家の老人役をパク・ヘイルさんが特殊メイクで演じているのでその変貌も見どころの一つです。
それではキャスト、あらすじや感想などまとめたいと思います。
ウンギョ青い蜜 満足度
★★★★★★★☆☆☆(星7)
ウンギョ青い蜜 監督・キャスト
[監督・脚本]
チョン・ジウ
[キャスト]
パク・ヘイル
キム・ゴウン
キム・ムヨル
ウンギョ青い蜜 あらすじ
偉大な詩人で作家の老人イ・ジョギョ(パク・ヘイル)は屋敷の庭で昼寝をしていた女子高生ウンギョ(キム・ゴウン)に出会い身の回りの手伝い係として雇う。ジョギョに心を開く若くて無垢なウンギョに魅了されていくジョギョ。弟子のジウ(キム・ムヨル)はそんなジョギョとウンギョに嫉妬をあらわにする
以下ネタバレ注意です!
ウンギョ青い蜜 ネタバレ感想
70歳の老人ジョギョが若くて無防備なウンギョに魅了される様子が繊細に描かれていました。
なんで主演パク・ヘイルが違和感ありの特殊メイクをしてまで老人役をやるんだろうと疑問に思っていたのですが、なるほど、妄想の中で若返りました、これでもかと言わんばかりに。
妄想で若返ったジョギョ(パク・ヘイル)はウンギョ(キム・ゴウン)と欲望のままに過ごします
70歳の特殊メイクの老人のジョギョを見ているのでよけいに若返ったジョギョはキラキラしていて美しい。
ジョギョの妄想の中のウンギョも美しく輝いていて
美しい分、現実に戻った時切なさが押し寄せました。
ジョギョとウンギョは確かに心を通わせているのに2人が結ばれることはありません。
美しい存在の前で老いを目の当たりにしたなんとも切ない映画でした。
この映画でキム・ゴウンが濡れ場を演じるというのは知っていましたが
まさかここまでとは思っていなかったので
膝から崩れ落ちる勢いで驚きました。
(モザイクなしバージョンで観た)
これがデビュー作だというから驚きです。
この映画撮影当時は20歳。
インタビューで、この映画の試写会に兄は来なかったし母親は悲しんでいたとありました。
自分自身は役者になると決めた根底さえも揺らぐほど不安だったし傷ついたとありました。
インタビューをいろいろ読みましたが、若いのにしっかりとした考え方をもっている女性だなと感じました。
キム・ゴウンのルックスは意見が分かれますが、私は自分が彫が深い顔立ちなのでキム・ゴウンのメイク映えするさっぱりとした顔が大好きです。
パク・ヘイルさんは8時間もかけてあの老人メイクをしたそうです。
最初は特殊メイクに違和感が拭いきれませんでしたが、観ているうちにウンギョに翻弄される70歳詩人ジョギョという役が映画に溶け込むようにしっくりきていました。
キム・ムヨルには少し嫌悪感。(役ですよ、役!と自分に言い聞かす😅)
まとめ
大ファンのキム・ゴウンのデビュー作「ウンギョ青い蜜」は思っていた以上に官能的で美しく描かれた映画で、ジョギョの中のウンギョと心を通わせた美しい日々が余韻に残る映画でした。
キム・ゴウンの葛藤や女優魂を知りますます女優キム・ゴウンが好きになりました。
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